「ずっと生理が遅れてたんだけど、エッチしたらきたけど病気なの?」
こんな事を知り合いの女性から相談されたのですが、全く知らないことだったのでネットで調べてみると、意外に悩んでいる女性の多さにビックリしました。
だったらより多くの人に届けられれば!と思い記事を作成することにしました。ただ、ネットの知識だけでは不十分だったので、知り合いであるお馴染みの産科医にも協力を仰ぎましたw
最後まで読んでもらえればおそらく悩みは解消するはずなので、エッチ後に生理がくる現象について知りたい子は是非ご覧になってください。
生理前のカラダの状態
セックスすることで起こる体の変化は色々とありますが、実際にどんな状況で変化をしているのか知っている人は少ないはずです。
中でも、セックスをしたら次の日に遅れていた生理がきた・・トイレに行ったら出血した・・なんていう女の子も多いでしょう。
その時、体の中ではどんな変化が起きているのか?
女の子は生理前になると、イライラしたり胸が張ったりします。他にも腹痛がきたり、食欲旺盛になったりする女の子も多いです。
子供を宿すことができる為の準備をしているので、体に負担が掛かり、おりものなどにも変化が現れることで不安になることもあるでしょう。また、生理前は性欲が増す女の子も多く、彼氏や旦那さんとセックスをする機会が増える子もいます。
その他にも様々な症状があり、女の子の数だけ悩みがあるといっても過言ではありません。
セックス後に生理や出血する原因
生理が遅れていたのにエッチをしたらすぐに生理がきた・・という悩みですが、理由は大きく分けて4つあります。それらをお伝えする前に「どのようなパターンがあるのか」説明しておきます。
生理・出血するパターン
セックス後に生理がくるタイミングや、普段から生理周期の違いなど、女の子からの相談別に記載しておきます。人により違いがありますから、是非覚えておいてください。
生理が遅れたときにセックスをするとくるんです。生理不順・無排卵です。生理の周期が長く、なかなか生理がこない時はセックスすると、待ってましたと始まるのです。子宮を刺激すると生理が始まる事ってあるのでしょうか?
よく生理が遅れるんだけど、予定日の前日にしたら必ず次の日に来ます!
子宮を刺激するのと関係あるのかな?
セックスした直後に生理が始まることがあります。いつもと変わらない量の生理がきますが、身体に何か異常があるのではないかと少し不安です。
生理周期が安定せず、次にいつ生理が来るか分からず、セックスをして生理が来るのが偶然なのかも分かりません。
ただ、普通に生理が始まる前は下腹部にだるい感じがあるのですが、セックスの直後に始まるときは、そういった前兆がありません。
これだけいろんなパターンがあるので、不安も大きいですよね。体から出血があるわけですから、その気持ちは男性である私でも察することができます。
しかも、次の日あたりには生理がきてしまって「自分の体がどうなっているのか分からなくて怖い」というのが多いようです。
ホルモンの活性化による排卵促進
セックスによる出血で1番多いのはホルモンの活性化によるものです。。ホルモンの活性化で排卵が促進されることになるのですが、理由としては精子の寿命というのは2~5日ですので、子孫を残そうと排卵が早まってしまうようです。
仕方のないことですが、体が無理をしている状態であることに変わりはないので、決して良い状態とは言えません。
子宮内膜押し上げによる原因
セックスでの挿入による刺激で、膣内で子宮が押し上げられたりすることにより、出血が早まることがあります。
これは生理前になると子宮の内膜が厚くなり、妊娠していないといつ剥がれてもおかしくない状態になっているためです。不安定な状態での押し上げで出血します。
膣内の裂傷による原因
セックスでの激しいピストン運動で膣内が傷ついたり、指での愛撫により傷ができてしまい出血することも考えられます。こういった場合は治りも早いですが、生理前後は膣内がとてもデリケートな状態となっている為、指による愛撫もピストンも気をつけないといけません。
傷ができると性感染症へのリスクも高まりますから、衛生面でも十分に気をつける必要があります。粘膜が弱い女の子に関しては、体にかかる負担も大きくなる為、できる限りセックスは避けたほうが良いです。
病気によるもの
排卵出血と不正出血は特徴が似ている上に個人差もあるので、判断が難しいです。排卵日と重なることもあり、普段から出血の量や色、期間や痛みなども知っておくことで、不正出血だと気付くことができます。
不正出血があると、子宮がんや卵巣がん、子宮内膜症などの病気が考えられますから、ひどい場合は必ず病院に行くようにしましょう。
産婦人科での診察
病気でなければ大丈夫と思うかもしれませんが、原因を知らないことは今後、病気の早期発見などにも影響がでます。ストレスや疲れによる、生理周期の乱れであったとしても、本来28日周期でくるはずの生理がこないというのは少なからず問題です。
産婦人科で診察を受けることで、原因が分かり生理痛が軽くなったり、気分的に安定したという話はよくあります。少しでも不安がある場合は、1度診察を受けてみると違ってくるかもしれません。
まとめ
生理による痛みや精神不安定、出血することでの悩みなど、女の子特有の問題は異性では理解しにくいこともあります。わかってあげられないことや、変わりになれないことが主な原因ですが、やはり限界があります。
しかし、1人で悩んだり相談することを避けることで、不安も大きくなることでしょう。そういったことにならないように、体の仕組みや原因などはある程度理解しておく必要があります。
当サイトの『LINE無料相談』でも知っていることは答えられますが、専門的なことが知りたい場合は病院を活用するようにしてください。