自分に合った産婦人科の選び方は診察内容と3つのポイント

産婦人科の基礎知識

女の子にとって病院はとても大事なところです。男性と違い月経がありますし、その不安や痛みなどはどうしても男性には理解出来ない部分もあります。

性病・出産など、産婦人科は女の子にとってはどうしても必要になるものの1つですが、なかなか良い先生とめぐり合わないという話もよく耳にします。

私には産婦人科医の親友もおり、多くの女性にアドバイスしてきた経験があるので、少しでも産婦人科選びで悩んでいるのなら参考にしてもらえると幸いです。

産婦人科とは

産婦人科の意味や必要性は、女の子の中にも勘違いしている人が多くいますが、産婦人科というのは思春期から老年期まで、女性に対し総合的なケアをする診療科となっています。

その中で妊娠や出産を扱う「産科」と、月経に関することや子宮や卵巣などの病気、更年期障害などを扱う「婦人科」に分かれているんです。私としては、それを知らない人がいるのも問題だと思っていました。

病院というのは難しい言葉や知識により、敷居を低くしたがらないのも原因かもしれませんが、女の子には意味くらいは把握しておいて欲しいです。

性病検査の病院

産婦人科選び

性病検査は基本的に産婦人科でできますが、泌尿器科、皮膚科、性病科などでも受けることができます。

男性なら「泌尿器科」、女性はまず「産婦人科」を受診するのが一般的といえるでしょう。

近くに産婦人科があるならそれが1番良いと思いますが、もし見当たらない場合は泌尿器科でも大丈夫です。

病院の種類

産婦人科には大きく分けて4種類あり、大きさや形態により施設内容なども変わるので覚えておいてください。

総合病院・大学病院

複数の診療科のある100床以上の医療施設を指します。合併症のあるケースや緊急時にも、医療設備が充実しています。

産科専門病院

20床以上の施設で産科に小児科を併設した母子専門病院もあり、母乳外来などの母子のケアが充実している施設が多くあります。

個人病院・個人医院

個人病院は20床以上、個人医院は19床以下の施設を指し、出産方法が選べるところや、産後のケアが充実しています。医師の人数は様々で、帝王切開などに対応できない病院もあります。

助産院

開業する医師がいない、助産師さんの施設です。家庭的な雰囲気で、基本的に医療介入がない自然な出産を目指しているのが特徴。ただし、医療処置が行えない。

大小により違いがあるのはもちろんでうが、出産の前後の違いが大きいと思います。しかし、医師が多ければ良いというわけでもありませんから、あくまで規模や設備は1つの目安として考えておくと良いでしょう。

病院選びのポイント

産婦人科を選ぶ際には、性病なのか出産なのかという点でも違いますが、他の病気であっても、信頼出来る医師を見つけるのが1番だと思います。自分がどういう環境なら安心して身体の相談をできるのか考えながら、以下のポイントを確認してください。

  1. 病院の種類
  2. 家からの距離
  3. 医療処置の考え方やスタッフの対応

絶対に重要なのはこの3つとなります。大きい病院だと異常があったときの対応はスムーズです。個人病院だと個室であったり、総合病院よりもアットホームな雰囲気が多いです。

産婦人科の場合は通いやすい距離にあるほうが良いでしょう。それを踏まえた上で、病院の大きさを見ると大体どこで診察を受けるのか絞られてくると思います。

それと3つ目の考え方や対応ですが、軽い性病などなら大丈夫でも病気や出産によっては無理な医療処置もあります。また、病院の方針と少しでも違うと対応してくれないケースもあるようです。

そういった意味でも対応が誠実なのか?不安を拭ってくれる病院なのか?とても大事なポイントとなるでしょう。

受診内容と準備

産婦人科での受診

病院を決めて、予約や診察日程が決まったら後は病院に行くだけですが、いくつか注意点があります。

あとは手順さえ知っておけば当日や現場であたふたすることもないと思うので、全体の流れとして把握しておいてください。

受診前の注意

受診の際は問診がありますから、事前に聞きたいことや症状を整理しておくと良いでしょう。内診の妨げになる場合があるので前日のセックスは避けたほうが良いようです。

外陰部は清潔にしておく必要がありますが、膣内はおりものなどの状態を見ることもあるので、直前に洗ったりはしないようにしましょう

顔色や爪の状態で症状を見る場合もありますから、化粧やマニキュアは出来る限り避けたほうが良いとのことでした。

診察の手順

基本的な診察の流れとしては問診触診内診となります。問診では生理周期、生理の日数、最終の生理日、初経の年齢、性体験の有無などを質問されることが多いです。

触診は医師が腹部を触ったり、しこりがないかなどを調べます。そして内診ですが、これは医師が手袋をつけて膣内や子宮、卵巣の様子、痛みなどを診察します。

診察を受けている時はどうしても長く感じてしまうものですが、時間にすると2~3分くらいが一般的です。

検査の種類

基本的な流れなどは把握できたと思いますが、症状によっては検査の種類を組み合わせたりします。診察や検査内容がわかっているかどうかでは、不安の大きさも違うと思うので、検査の名前と内容を記載しておきます。

尿検査

尿を採取する検査。妊娠の判定やホルモンの状態、細菌の有無などを調べます。

血液検査

血液を採取して、ホルモンの状態、貧血の有無、腫瘍が良性か悪性かを判断するための腫瘍マーカーの測定をします。

細胞胞診

子宮頸部の細胞を綿棒などで採取します。がん細胞などの異常細胞がないかを調べます。

培養検査

綿棒でおりものを採取します。培養して細菌や微生物の有無を調べます。

子宮鏡検査

子宮の中に小さなカメラを挿入して、筋腫、ポリープの有無や状態を観察して調べます。

超音波検査

超音波を当て画像として映します。子宮や卵巣などの様子を観察します。超音波を発する探触子(プローブ)をおなかにあてる経腹法と、細い棒状の探触子(プローブ)を腟内に入れる経腟法があります。

CT検査

エックス線で撮影したものをコンピュータで画像処理します。腫瘍がある人の状態などを調べます。

MRI検査

磁気を利用して、身体の内部を色んな方向から画像にします。子宮や卵巣などの状態を調べます。

検査の種類はほとんどがこの中のどれかに当てはまるものだと思います。検査することで痛みを伴いものはあまりないので、検査前から警戒する必要はありません。

特に意識しすぎて力が入るほうが検査には良くないので出来るだけリラックスして受けることが大事です。

最後に

産婦人科の簡単な選びかたと、診察や検査内容を紹介しました。女の子の身体はとても敏感に出来ていて、自分でも気付かないうちに性感染症になっていたり、調子を崩すこともあります。

友人の産婦人科医も言ってましたが、本来産婦人科というものは月経困難症などの病気はもちろん、思春期のニキビや更年期のココロとカラダの不調まで、幅広く診察してくれる女の子の味方でもありますから、できることなら定期的に診察を受けることをおすすめします。

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