MENU

マークスジャパンの社長逮捕!公にならない真相と女優の行き先

※当サイトには一部プロモーションが含まれています。

普段はあまり大手メディアが報じないAV業界のニュースを、6月12日の午前中に「マークスジャパン逮捕」とヤフーニュースをはじめ、メディアがこぞってトップニュースとして取り上げました。

私もAVに長らく携わってきましたが、ここまで注目されるのはほとんど記憶にありません。それが良いニュースであれば良かったのですが、ここ最近、NPO法人が訴えている「出演強要」に関連した逮捕となりました。

しかも、逮捕されたのがマークスジャパンで、AVプロダクションの中では最大手といっても決して過言ではありません。また、当サイトの評判記事でもまずまずの評価をしていました。

そのようなプロダクションがなぜ?と思いましたが、2チャンネルなどでは既に様々な憶測が飛び交っていたことから、何も知らない方が誤った解釈をしないように記事を更新することにしました。

おそらく他では語られない情報となっているはずです。

目次

マークスジャパン逮捕のきっかけ

まずはじめに、メディアが報じたものを見ていない方向けに、どういった内容だったのかヤフーニュースの記事を引用しておきます。

大手AVプロ元社長逮捕 女性「出演強要された」

経営していた芸能事務所に所属していた女性を、実際の性行為を含むアダルトビデオ(AV)の撮影に派遣したとして、警視庁が11日、労働者派遣法違反容疑で、大手AVプロダクション「マークスジャパン」(東京都渋谷区)の40代の元社長ら同社の男3人を逮捕したことが、捜査関係者への取材で分かった。女性が「AV出演を強いられた」と警視庁に相談して発覚した。(後略)

出典:大手AVプロ元社長逮捕 労働者派遣法違反容疑 女性「出演強要された」

相談していた女優を強制したのが決め手

ちなみに派遣法ではAVへの出演をこれまで「グレーゾーン」としてきましたが、強制捜査に踏み切ったのは今回がはじめてだったようです。本来AVは、演技しているのを撮影するというのが根底にあるため、おそらく強制したことが逮捕の決め手となったのでしょう。

もし、AVに出演させることだけで逮捕されたとしたら、現在活動している全てのプロダクションが崩壊しますし、日本からアダルトビデオの文化はなくなります。

さすがにそこまでする訳にはいかないので、度々問題になっている「出演強要」を自制させる意味でも、それなりの規模を誇るマークスジャパンが「見せしめ」となった可能性が高いです。

逮捕された「元社長ら3人」とは誰か?

逮捕されたのは「元社長ら同社の男3人」。氏名を公表していないメディアも多いですが「ANN NEWS」で実名報道されていたのでそちらの動画紹介しておきます。

※現在、該当の動画は削除されています。

動画内では元社長を「村山典秀」と報じているので、現社長はおそらく高山祐次であると予想できます。ただ、逮捕されたのは3人となっていますが、最後の1人は今のところ分かりません。

更に詳しい会社情報を知りたい方は以下の記事をご覧ください。

AV業界は今回の逮捕をどう捉えているのか?

同じ業界で働いているプロダクションの方にお話を聞けたので、今回の逮捕を受けてAV業界の人たちはどのように感じているのかお伝えします。

自分たちの仕事にも影響する可能性大

これまでもAVに関連する会社や人たちが逮捕されるニュースは沢山ありましたが、業界内ではそれほど焦りはなく他人事で済ませられる範囲でした。

ですが、マークスジャパン・ファイブプロモーション・バルドエージェンシーの同グループは誰もが認める大手プロダクションであり、外からも評判が良く「まさかそんなことを…」と思っている関係者が多いそうです。

そのマークスでも逮捕されるのであれば「自分たちのプロダクションもいつかは・・」と感じてしまい、活動自粛または事業撤退する会社も出てくるはずです。

AVメーカー「CA」の捜査は一大事

マークスジャパンが逮捕されたことにより、グループ会社を捜索されることまでは業界人なら分かっていましたが、まさかAVメーカーにまで捜査のメスが入るとは思っていなかったようです。

ヤフーニュースでは以下のように伝えています。

メーカー側も女性が嫌がっていることを知った上で撮影していたとみられる。警視庁はマークス社やグループの「ファイブプロモーション」(同)を家宅捜索。メーカーの「CA」(港区)、「ピエロ」(練馬区)も捜索した。

CAと聞いても知らない人が多いと思いますが、AVプロダクションに所属する女優さんたちに仕事をくれるAVメーカーです。その中でも最大手メーカーであり、絶対に関わりを絶てない存在といったところです。

そのCAが捜査されてしまっているので、これまでと何ら変わらず業務が行われないのでは?と感じる関係者がほとんどでしょう。仮にCAが自粛なんてことになると、倒産するプロダクションが出てしまうかもしれません。

 マークスジャパン逮捕の裏事情

これまでAVプロダクションに関しての記事は数多く更新してきました。その中でも最近特に注目されているのが「ヒューマンライツ・ナウが訴える出演強要」です。

ヒューマンライツ・ナウが関係してそうな

真相は分かりませんが、同団体は被害を訴える元AV女優を集め、以下のような報告書弁護士らと提出しました。

  • 意に反して性行為を強要、撮影されている
  • 悪質な勧誘によりAV出演を強要した
  • 違約金の請求を脅し支払させた
  • 撮影内容が過酷
  • 密室での説得で出演を強要された
  • タレント専属契約をしたが、AVの面接に派遣された
  • テレビ出演と偽り撮影された

まさにマークスジャパンが逮捕されるきっかけとなった内容そのもので、同団体が各メディアを通じて訴えを強めている最中に今回の一件が起こりました。この問題に注目していた私は、時期が時期だけに何かしらの関係があるのでは?と思っています。

悪徳プロダクションの方を持つようなことは絶対にしませんが、AV被害を訴えているヒューマンライツ・ナウに対してあまり良い印象がありません。

こちらの記事に書いている通り、過去にもいろんな案件に対して訴えを起こしていて、偏り過ぎでは?といった印象を持っている方が非常に多い団体です。

その団体が次はAVを潰そうとしているのでは?と個人的には感じてしまい、すべての女優さんたちに意見を述べさせることはせず、一方的にテレビやインターネットメディアで自分たちの意見のみ拡散しています。

「もしかしてAV業界を衰退させるために元女優を使っているのでは?」

まさかそんな事はないと思いますが、AVをこれまでのように見たい方は、100%悪者と決めつけずに大きな心で判断してあげてください。

マークスグループは撤退?所属女優は?

マークスジャパンを許せない方が多く存在すると思いますが、同グループが今後どのようになっていくか気になりませんか?

グループの存続は難しい

日本中を騒がす問題となってしまったので、マークスグループ(マークスジャパン・ファイブプロモーション・バルド)はプロダクションとして続けていくのは難しいでしょう。

仮に逮捕者以外が続けたとしても、クライアントとなるAVメーカーがこれまで通り取引をしてくれるとは思えず、会社を存続させる売上が作れない状況となるはずです。

私も昔AV業界でグループの分裂を経験しましたが、大体のケースで各々が独立するなど元あった形は残らないです。

所属女優の中には大変な子も

マークスグループ自体が解体してしまった場合、すべての所属数が500人とも言われているマンモスプロダクションだったので、一番大変な思いをするのは所属女優たちです。

ただ、500人といってもほとんどの女性たちは腰掛程度の気持ちで、AV女優としてのギャラがなくても困らない子が多いです。その場合、そのままAVを引退する子も大勢いると思います。

しかし、女優一本で頑張ってきた子にとっては生活に関わることなので、すぐにでも働けるプロダクションを探さなくてはいけません。中にはマークスグループの人間が独立するプロダクションにいくケースもあるでしょうが、先ほどお伝えした通りメーカーが取引してくれる保証はありません

大きなプロダクションだけに悩む女性の数も多いかもしれませんが、知人に相談するなどしてひとりで解決しないようにしてください。当サイトでも相談ぐらいなら乗るので気軽に連絡ください。

最後に

2013年のことであっても、女優さんが「強制」と感じてしまったのであればその報いは受けなくてはいけません。業界では飛ぶ鳥を落とす勢いだったのに、1日の出来事ですべてが無くなる可能性があることに驚きを隠せません。

女優さんになりたい女性に向けて書いた記事もたくさんあるので、絶対に被害に遭うことがないよう、今まで以上に正しくて役立つ情報を心がけます。

目次
閉じる