VRは鬱治療や精神安定にも有効か?アダルトの進化がカギ!

どんより雲

先日、仮想現実(VR)をうつ病の治療に活用する初めての研究報告が、精神分野の国際誌「ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・サイカイアトリー・オープン」に掲載されました。

精神的に過度に自分を責める傾向がある人々が、「VRセラピー」を施されることで精神状態の好転につながるという結果を記載したものです。

これはVR(バーチャルリアリティ)が持っている可能性を示した形になりますが、日本国内でも鬱病に悩む女の子、そうではなくても女性ホルモンのバランスにより自律神経の乱れがある女の子は多いです。

そういったことからも、医療メンタルケアに関してVRのコンテンツに世界はどれだけのに期待を寄せられているのかを紹介したいと思います。

鬱の治療に有効なVR

VR

VRセラピープログラムというものが、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)とバルセロナ大学の先端研究機関の共同研究として実施されました。

そのプログラムでは、参加者は自身のアバター(分身)を作り、取り乱している子供を優しく慰めて落ち着かせること、そして子供の視点から本人がその過程を追体験するということが行われました。

参加者が自己批判を抑制し、自分を肯定する心を育めるように設計されているプログラムで、それらの行為が鬱病の治療や改善に役立つというものでした。

うつ病患者の60%の患者が症状が和らいだ

VRセラピープログラムに参加したのは23~61歳の患者15人で、プログラムは8分の仮想シナリオに参加するだけの作業を週に1度。それを3週続けて行ったそうです。

研究チームは彼らの精神状態とバーチャルキャラクターと接する際の感情を定期的に記録しながら、1カ月後に患者の精神状態を確認すると15人中9人は症状が和らいだとの報告がありました。

特にその中の4人は臨床的にも劇的な改善が見られたということで、VRでのセラピーが結果として役立ったと証明したわけです。

自分を責める傾向が改善する

プログラムを実施したUCLの教授は、「不安やうつと戦っている人は、何かがうまくいかないときに自分を過度に責める傾向がある。」と言っており、その改善策をVRで体験させることを薦めました。

まず子供を慰めることで、その言葉を後から自分で聴くことになります。患者は間接的に自分自身を癒すことができることになる。

更にこのプログラム後には、現実世界で起きることを以前に比べて肯定的にとらえられるようになったということでした。

家庭用の機器が導入される可能性もある

現在、アメリカを中心に家庭用VRシステムの価格が下がってきているので、今回の研究がもっと大規模になり結果を示すことが出来れば、自宅での鬱病改善も可能になるかもしれません。

医薬品を服用するよりも体への負担や心療内科などに通わなくてはいけないという面倒が少なく、より効率的で健康な状態になれる可能性もあります。

今後医療の現場にVRが導入されるとなれば、より大きな規模での市場にVR製作側にとっても希望の持てる話になるのではないでしょうか。

女性の立場から見ても、鬱症状はもちろん、産後のケアなどに関してもVRでの医療やメンタルケアができたりするととても魅力的だと思います。

VR市場で注目のコンテンツ

VR元年と言われている2016年ですが、デバイスに関しては第一世代が出たばかりで、ソニーのPSVRが思いのほか低価格での発売になることで驚きの声も上がっています。

当初の予定ではデバイスに関しては各社1000ドル前後の価格帯になると予想されていましたが、現在価格勝負に関してはソニーが一歩も二歩もリードした形になるでしょう。

そういった状態で現在VR市場で注目を集めているコンテンツを紹介したいと思います。

ソニーが発売するPSVRへの期待

PSVR

ゲームコンテンツへの期待は非常に高く、全世界でも注目されています。ゲームコンテンツの普及は大人のみならず、子供達までも巻き込むので市場の規模も大きく、VR市場の開拓を狙う企業は非常に多いです。

アプリ開発やゲームソフトはVRコンテンツの中でも1番の市場規模と経済効果を期待されているのは当然なのですが、現在再生用のアプリやゲーム製作に対してのコストが高いことがネックとなっています。

日本ではPSVRの発売が発表され、既に1度予約が終了し先日やっと追加予約が始まりました。今後はどういったソフトが出るのかに注目が集まると思います。

PSVRに関して、まだ知識のない人は「PlayStation VR発表「エロゲー」は発売する?」に詳しく書いていますから、是非参考にしてみましょう。

VRフィルム「Allumette」


言わずもながら映画界への期待も非常に高いです。映画館に3Dが登場した際の感動というのは未だに覚えている大人の人も多いでしょうし、自身もとても驚き感動しました。

VR映画に関しては、VRアニメスタジオPenroseが制作したVRフィルム「Allumette」が、2016年5月に開催されたトライベッカ映画祭で大きな注目を集めています。

現時点では同映画がVR映画での最高傑作だと言われていますし、見た人は口を揃えて「映画に没頭してしまった」と言っていたようです。

これからどんどんVRで視聴できる映画やスポーツが増えるでしょうし、家庭で家族や恋人とどうやってVRを見るのか?というのがカギになってくるのではないでしょうか。

アダルトコンテンツへの期待は非常に高い

アダルトVRの視聴

世界中で注目のVR市場は「アダルトVR動画」が引っ張る?にも書いたとおり、既にアダルトコンテンツへの期待は高いですが、それに対してナゼ?と思われている人も多いことだと思います。

しかし過去の例としてもVHS(ビデオテープ)などの普及にはアダルトの存在が大きく関わっていましたので、そういったことからも非常に高い期待が寄せられています。

以前よりアダルトVRへの期待というのは取り沙汰されておりますが、調査会社Piper Jaffrayに発表されているのは、VRアダルト市場は2025年までに10億ドル(約1130億円)に成長すると予測されています。

これはゲームに続く市場規模になる予測となっているので、非常に大きな産業として期待を寄せられていることが分かり、特にデバイスの普及に関してはVRが世の中に普及するかどうかのカギとなるでしょう。

最後に

紹介した以上に色んな期待が持たれているVR市場ではありますが、第一世代であるデバイスの発売に伴いそれを再生するアプリの問題など、これからまだまだ改善点が出てきます。

ソニーのPSVRもプレステなどの発売の際と同じく、最初は色んな問題が起きるでしょうが、それでも尚ユーザー達の期待は高まるばかりです。

VRに関しては今後もデバイスやアプリなど、色んな面からコンテンツ紹介までしていこうと思っていますから、是非注目しておいてください。

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